謝らない社員に謝らせる方法
内部統制の仕組みを勉強中日本人が管理者としてアジア拠点に赴任する際「ローカル社員はなぜ自分のミスを認めないのか」と悩むことが多くなります。同じような現象は「ローカル社員はプライドが高い・謝らない」と形容されることもあります。
日本人がメンツに対するこだわりがなく、とりあえず「すみません」ということに何の恥じらいもないことは周知の事実です。「ローカル社員が謝らない」というのは、日本人との単純比較に過ぎず、グローバルに比較してみれば日本人の方が異常であると思います。
何がグローバルスタンダードなのかを常に意識する必要はありますが、一方で、現実論として本人に何がまずかったのかを認識してもらい、改善策を考えてもらいたいという切実な問題があります。
この点については、6月16日付けのThe Daily NNA【シンガポール版】にUniversal Video cooperation Co,.Ltd代表の立川剛氏が面白いアプローチを紹介されていました。
通常、「謝らない社員」に直面した時は腹が立つものです。しかし、立川氏のアプローチでは「どうして謝らないのか」と問いただすのではなく、「自分で○○が悪かったと認める」メリットを説明し、納得させることから始めようとするものです。
いくつかの説得方法が紹介されていますが、私が面白いと思ったのは次の2つ。
- 「お互いに相手が悪いといって入れば感情的な対立となってしまい、問題の解決から程遠くなってしまいます。」
- 「自責と捉えて自分が改善できることからすぐに改善すれば問題解決が飛躍的に早くなります」
このように切り出せれば相手も納得しやすいのではないかと思います。自分のことを棚に上げるのではなく、他人のことを棚に上げてアプローチをするメリットだと思います。大変勉強になりました。



