海外生活(17)海外でも年功序列の妨げ
内部統制の仕組みを勉強中特にブログ上では発表していなかったのですが、私ことダンディーは4月12日付で営業部門から、企画部門に異動になりました。但し、シンガポール在住という点は従来通りです。また帰国のチャンスを逃してしまったのかもしれません。
さて、新しい課では、課長はまた現地社員です。長年ここで勤務していますのでシンガポール人の下で働くのも要領を得たものです。
無事最初の1週間を終えようとしていた、今日(金曜日)の朝、突然その現地社員課長が退職するとの申し出。来月の月初には新しい職場に行くというので、雇用契約違反じゃないの?と聞くと、違約金は新しい会社が払ってくれるので心配ないそうです。
正直、そんなに有能な課長とは思っていなかったので、予想外の高待遇に少々驚きです。
それはそれとして、年度始めのこの時期に、年度計画も立案する前に課長が去ってしまうのは正直辛い。人材の補充もままならないので、(日本人の)上司からは、「ダンディー君が実質課長だからがんばってくれ」とのお言葉。
でも、ここは日本じゃないのだから(いや日本でも同じかも知れませんが)、肩書きと人事権のない上司なんて、部下は見向きもしてくれません。実質課長のような意味のないアメは丁重にお断りさせていただきました。
一昔前ならば、日本人というだけで現地社員も特別扱いしてくれたのですが、今はふんぞり返っているだけの日本人はバカにされてしまいます。それに中国人は日本人以上に地位・名誉へのこだわりがあります。せめて肩書きと人事権がなければ太刀打ちできません。
でも、そもそも私が課長になれないのは、他の日本人と比べて若すぎるというのが本当の理由だそうです。課長になれる資質を持っていても先がつかえている日本人がいる手前、先がつかえていないとはいえ彼よりも若い私に課長ポジションをあてがえる訳にはいかないという理由らしいです。
日本企業らしいといえばそれまでなのですが、私の先にはバブル期の大量入社組みがあふれています。同期入社の数で言えば5倍近い数字です。私に課長の順番が回ってくる頃に私の年齢は70歳くらいになってしまいそうです。
年収300万円の時代に生きるのも大変ですが、永遠に出世できない時代に生きるのも大変です。本当の意味でフラットな組織であればまだいいのですが、私の会社のは偽物です。実際には入社年次という年功要素が上下関係を決めています。



