海外生活(8)熱帯の国では職務経歴書を書こう
内部統制の仕組みを勉強中色々なブログで春の訪れを伝える投稿が続いておりますが、東南アジアに住む日本人が望郷の念に襲われるのがこの春という季節です。
日本にいると季節の変わり目を何かと意識しますが、こちらは基本的に年中熱帯性の気候。一応雨季、乾季の区別はありますが、何か特別の感情を持つことはありません。というより年々地球温暖化の影響か、気候が毎年変っていくことに恐怖すら覚えます。
今回は、気候というより、東南アジア在住の駐在員が『職務経歴書をアップデートする』ことの重要性について書きたいと思います。
期末というシーズンは営業や経理を担当されている方には、多忙を極める時期なのですが、同時に半年なり1年を振り返る節目として最も適した時期ではないかと思います。
あえて説明するまでもないと思いますが、『職務経歴書』とは『履歴書』のような、年表的な事実関係を列記する書類ではなく、それぞれの年代にどのような業務を行いどのような実績を収めたのかをフリーフォーマットで記載していくものです。
私の会社の場合、同時期に人事評価用に別のシートを記入しなければなりません。こちらは、期初の目標をいかに達成したかのアピールに重点が置かれ、冷静に自分のキャリアを見直し、次に何をしたいのかを考えるきっかけにはなりえないのです。社内の人事制度はあくまでも社内向けですので、上司の好み等も考慮しなくてはなりません。
その点、本来は転職用に社外に向けて書くフリーフォーマットの『職務経歴書』の場合は、目標達成度などは関係なく、実績重視で書ける点が優れていると思います。例えば保険の販売であれば、目標達成率120%と書くより、販売件数100件と書く方がより説得力があります。上司の目などは全く関係ありませんので、自分がこれをやったと自慢できるものをストレートに表現することができます。その内容がどのように評価されるかは、全て自己責任です。
その作業を行いながらこれまでの積み上げが本当に自分にとってプラスになっているのか、より客観的な視点でレビューすることができます。もちろん本当に転職用に使うか否かは個々人の事情によって異なると思いますが、少なくとも記入する時は転職するぞとなりきって作業しなくてはなりません。
このようなことは、世の転職マニュアルにはいくらでも書いてあると思うのですが、季節感のない東南アジア在住の駐在員はより真剣に意識しなくてはなりません。日本だと年末年始や入学卒業シーズン等何かとこれまでを振り返る機会があるのですが、年中熱帯の東南アジアでは、ただなんとなく年月が過ぎ去り、気がついてみると何もしていなかったということが往々にしてありえます。
折角、外国という日本とは異なる環境で働くことができるのですから、後で後悔しないようにキャリアメイクをしていきたいものです。



