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日本のクレジットカードを外国で使う

内部統制の仕組みを勉強中

海外旅行をする際、現金をいくら両替するかは大きな問題です。空港からホテルまではいくらで、チップの小銭も持たなくちゃならないし、足りないお金はクレジットカードにすればいいとして、でも念のために日本円をいくらか持っていこう。等々旅行前には結構悩むものです。

それでも、何度となく旅行や出張を重ねていくうちに大体の相場観は出来上がってきます。ここでは『駐在員が現地給与が底をついた時、どうやって日本からお金を取り寄せるか』、特に、普通の日本からの送金ではなく、日本のクレジットカードを海外で使い実質的に日本から送金したのと同様の効果をあげる場合の損得について記事にしたいと思います。

■為替レート+事務処理手数料で決まる円貨支払額

◎為替交換レートの決定方法

VISAのホームページによると『日々のWholesale Marketの為替レート』が使われていると書かれています。Wholesale Marketの定義についてのWEB上の記載はありません。ただ、VISAの海外通貨買値付近の為替水準ではないかと思います。且つその水準はVISAともあれば為替市場にダイレクトに参加するのと同水準で取引が可能と思いますので、限りなく『日々のWholesale Marketの為替レート』は市場実勢相場と同じといってもまず間違いではないでしょう。検索サイトで調べるとVISAではロイターの画面を参考にしているらしいという記述もありました。

◎事務処理手数料

これについては日本のカード発行会社のホームページに記載がありましたので転載します。

○DCカード説明

円換算レートはVlSAインターナショナルまたはマスターカードインタナショナルで売上データが処理された日の各インターナショナルが適用した交換レートに海外利用に伴う諸事務処理などのコストとして、1.63%加算されたレートを使用いたします。

○UCカード説明

UCマスターカードおよびUC-VISAカードを海外加盟店でご利用された場合、その売上データはアメリカのマスター・VISAそれぞれの決済センターで集中処理されます。
日本円への換算は、決済センターでデータを処理する時点での各々の適用レートに、海外利用に伴う為替処理などの処理コストとして1.63%を加算したレートで計算されます。

余談になりますが、VISAカードの例ですと上記1.63%の内1%はVISAインターナショナルの収入となる旨の記載がVISAのホームページにありました。ということは0.63%がカード発行会社の収入となるはずです。でも、どうして0.63%なんている半端な数字なのでしょうね。

ご興味のある方は、利用後に送られてくるステートメントに換算相場が記載されています。そのレートと新聞等に記載されている為替相場情報と比較すれば大体の水準は確認可能です。

■結局日本から送金するのとどちらがお得か?

下記計算をしてみてください。

①(為替レート[新聞等で確認]+事務処理手数料[1.63%のこと])×現地通貨建金額
②(銀行で送金に適用される電信売り相場[銀行のHPで確認])×(現地通貨建送金金額)+(日本の銀行で発生する手数料)+(受取銀行で発生する手数料)

①<②であればクレジットカードの方が有利との計算になります。
ちなみに日本発生する銀行手数料は3千円から5千円程度、現地受取銀行手数料は私の住むシンガポールの場合は通常無料となっています。

※場合によっては送金が経由する銀行で手数料が送金元本から引かれてしまうケースがありますので注意が必要。(シンガポールの場合は、運悪く手数料が差し引かれる場合はS$25程度は覚悟)

個人的には金額が50万円を超えなければクレジットカード、それ以上は送金として使い分けています。あとアジア通貨のようにマイナーカレンシーの場合は日本からの送金は円建てとして、受取銀行で為替を発生させ現地通貨に交換しましょう。日本円はまだ立派なメジャー通貨ですのでその方が良いレートが取れます。

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